月原祥太と世界遺産 ローマ フォルム・ロマヌム
月原祥太です。今日の世界遺産は、ローマ、フォルム・ロマヌムです。
フォルム・ロマヌム
世界遺産写真 位置図
世界遺産の説明
フォルム・ロマヌムは古代ローマの中心にあった。
重なっているため6本のようにみえる8本の列柱は、サトゥルヌス神殿で、その右の3本の列柱は、ウェスパシアヌスの神殿。
左にむかうと画面に大きくせまってくるのは、セプティミウス・セウェルス帝の記念門。
中央アーチの間からパラティヌス(現パラティーノ)の丘がみえる。
パラティヌスの丘には、皇帝たちの宮殿(アウグスターナ宮殿)がたっていた。
丘の手前に顔をのぞかせる3本の列柱は、カストル・ポルックス神殿。
左アーチの間にみえる列柱は、五賢帝のひとりアントニヌスと皇后ファウスティナの神殿で、その右の奥にティトゥス帝の凱旋(がいせん)門がみえる。
月原祥太と世界遺産 南アメリカ イグアス国立公園
月原祥太です。今日の世界遺産は、南アメリカ、イグアス国立公園です。
イグアス国立公園
世界遺産写真 位置図
イグアスの滝
轟音をたてて流れ落ちる膨大な量の水。
イグアスの滝はナイアガラ、ヴィクトリアとならび世界三大瀑布のひとつに数えられている。
イグアスとは先住民グァラニー族の言葉で「大きな水」を意味する。
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの国境地帯の熱帯雨林に幅2.7kmにわたって、大小275の滝が落差80mで流れ落ちている。
その水量は毎秒6万5000トンを誇り、世界最大水量の滝である。
滝の最奥部の「悪魔の喉笛」では、絶えることなく虹が立ちのぼっている。
現在、イグアスの滝はブラジル、アルゼンチンの国境をなしており、両国それぞれが国立公園に指定している。
イグアスの滝によって作りだされた水飛沫は、周辺の熱帯雨林に絶好の環境を与えている。
オセロット、ジャガー、ピューマなどのネコ科の哺乳類、カピパラ、オオカワウソ、オオアリクイ、メガネカイマン、コンゴウインコなどの貴重な野生動物の宝庫である。
月原祥太と世界遺産 オーストリア ザルツブルグ
月原祥太です。今日の世界遺産は、オーストリアの都市、ザルツブルグです。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1756年に誕生してから25歳まで住んでいたそうです。
世界遺産の説明
オーストリアの都市ザルツブルクは、ウィーンの南西、ザルツァハ川の両岸にまたがる都市である。
7世紀初頭に建てられた城や教会を誇る歴史の古い町で、1077 年に造られた中世の巨大な城さい、ホーエンザルツブルク城がある。
この城にはオルガンの間、儀式の間、拷問部屋、中世の武器を集めた博物館などがあり、観光客に人気がある。
作曲家モーツァルト (Wolfgang Amadeus Mozart) の生誕の地としても知られ、毎年ザルツブルク国際音楽祭が開催される。
月原祥太と世界遺産 オーストラリア大陸 ウルル山 エアーズロック
ウルル-カタ・ジュター国立公園 ウルル-カタ・ジュター国立公園
世界遺産写真 位置図
国の説明世界遺産の説明
オーストラリア中央部の荒野に忽然と現れる巨大な赤い岩山ウルル山(エアーズ・ロック)。
この周囲9km、高さ348mの一枚岩はオーストラリアのシンボルとなっている。
ウルル山から30km離れて、36の丸い岩山で形成されるカタ・ジュター山(オルガ山)がある。
ウルル山、カタ・ジュター山は、共にオーストラリアの先住民アボリジニの神聖な場所として崇められてきた。
現在はオーストラリアで有名な観光地として知られ、年間50万人以上の観光客が訪れる。
ウルル山への登山は、比較的容易に考えられるているようだが、傾斜30度以上の斜面や日中には摂氏40度を超える気象条件など、決して優しいものではない。
一見不毛の荒野のようだが、ウルル山、カタ・ジュター山の周辺は、国立公園にも指定され、貴重な動植物が生息している。
トカゲ、ヘビなどの爬虫類やカンガルー、ディンゴなどが多く生息し、アカシアの仲間やイネ科の植物が多く生息している。