月原祥太と歩む世界遺産

月原祥太と世界遺産を学ぶ

月原祥太と世界遺産 南アメリカ イグアス国立公園

月原祥太です。今日の世界遺産は、南アメリカ、イグアス国立公園です。

イグアス国立公園
 
     世界遺産写真                  位置図

        

 

 

イグアスの滝
  轟音をたてて流れ落ちる膨大な量の水。
 イグアスの滝はナイアガラ、ヴィクトリアとならび世界三大瀑布のひとつに数えられている。
 イグアスとは先住民グァラニー族の言葉で「大きな水」を意味する。
 ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの国境地帯の熱帯雨林に幅2.7kmにわたって、大小275の滝が落差80mで流れ落ちている。
 その水量は毎秒6万5000トンを誇り、世界最大水量の滝である。
 滝の最奥部の「悪魔の喉笛」では、絶えることなく虹が立ちのぼっている。
 現在、イグアスの滝はブラジル、アルゼンチンの国境をなしており、両国それぞれが国立公園に指定している。
 イグアスの滝によって作りだされた水飛沫は、周辺の熱帯雨林に絶好の環境を与えている。
 オセロットジャガーピューマなどのネコ科の哺乳類、カピパラ、オオカワウソ、オオアリクイ、メガネカイマン、コンゴウインコなどの貴重な野生動物の宝庫である。